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ひいら

Author:ひいら
『カードヒーロー』を
愛してやまないプレイヤーの一人。
このゲームのルールの凄さ、
素晴らしさを世界中に広めること、
それが僕の生きる意味。

このブログは、
『カードヒーロー』をメインとしながら、
デジタルに限定しない様々な遊びや、
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徒然なるままに記していくブログです。

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罪と罰

法治国家であれば、すべからくしてルールが存在し、
それを破った場合には罰があるのが普通です。

では、なぜ「罰」というものが存在するのでしょうか。


罰が存在するもっとも大きな効果は、抑止力でしょう。
悪いことをして一時的に得をしたとしても、
それによるメリットよりも罰によるデメリットを大きく設定することで、
合理的な判断をすれば罪を犯さない方が”得”ということになりますし、
損得勘定を抜きにしてもデメリットを被るのは敬遠するでしょう。

しかし、いざ罪を犯してしまった時点で、
抑止力はもはや意味をなしません。

それでも、泣いて馬謖を斬る、という故事があるように、
罰が確実に実行されことを保証するために、
罰は実行されなくてはならないでしょう。


罰が存在する、ではなく、罰が実行されるのは、
罪を犯した本人が反省し、更正する機会を与えるためです。

さらに加えてもう一つ、周りのものが許すためです。

もし、ルールを破っても罰則がないとしたら、
周りの人はルールを破った人をどう見るでしょうか。

「あいつ、ズルしやがって…」と冷たい眼差しで見るでしょう。
罪人と協力的な関係を結ぶことはあり得ません。
場合によっては永遠に非協力的な関係になるでしょう。

それは罪人をコミュニティ(当該集団)から追放することを意味します。
江戸時代の村八分といった風習がこれに当たるでしょう。

ですが、人が社会性生物である以上、
コミュニティを構成する人数が減ることは少なからずマイナスです。
協力できる仲間が1人減るのですから。

「攻撃」のコラムでも書いたように、
誰かに不利益を与えるよう振る舞うならば、
自分にも少なからず不利益が返ってきます。


そこで、「罰」の登場です。

悪いことをしたとしても、罪人がしっかりと罰を受ければ、
周りが「あいつは罰を受けた」と許すことで、
罰を受けた人をコミュニティから追放することなく、
コミュニティを存続することができます。

罰は許すためにあります。
罪を憎んで人を憎まず。
許せないのなら、罰なんて必要ありません。


しかし、どうしても許せない時もあるでしょう。

その場合には、(ルールが包括する)コミュニティからの追放
という処置を取らざるを得ません。
罰の中で最も重いものは、コミュニティからの追放です。
ルールがある特定の集団にのみ適用されるものである以上、
それ以上の罰は存在しませんし、存在してはなりません。

その意味で罰のなかでもコミュニティからの追放は別格で、
(人はそれを「極刑」と呼ぶ)
他の罰が「許す」ために存在するのに対して、
「許せない」がゆえに取る処置なのです。

コミュニティからの追放という意味合いを持つのは、
「死刑」、「終身刑」、そして歴史をひもとけば「島流し」があります。

日本では死刑が存在しますが、それは罪人を許すことが出来ず、
もはやコミュニティから追放するしかない場合に
実行されることになります。

それでも、あくまでも法の範囲は日本であり、
もし地球上、あるいは人が生存できる場所で、
その罪を許すことができる場があるのであれば
そこに追放するべきです。

あくまでも「日本という国にあなたを許せる人はいません」というだけで、
「この宇宙にあなたが存在することを許容しない」とは
誰も言えないわけです。あなたは神なのか。

日本では事実上存在しませんが、終身刑とは、
コミュニティからは隔離することで追放しつつ、生存権を保障する点で
折衷案としてはいい落としどころでしょうか。
(悪いことをしたのは本人だけが原因ではなく
 環境を作った側にも少なからず責任があるので、
 そういった形で面倒を見るのが国、ひいては社会の責任だから。
 ただし本人に全く責任がない理由にはならない。)

島流しも、もう一生そこには戻ってこられない、という意味で
コミュニティからの追放を意味していたのです。
今後月や火星が開拓されれば、星流しなんて罰があるかもしれません。

罰を決める際には、まず許せるのか、許せないのか、を最初に考え、
許せる/許せないを決めてから罰則を考えるべきでしょう。


許せる罪と、許せない罪、
それを分けることにも罰の意味があるのです。

あなたは、罰を受けきった人を、ずっと憎んでいたりしませんか?
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