さてさて今回から2回連続で
「1」に関する記事を書きたいと思います。
前半戦となる今回は、
ナンバー1とオンリー1の関係について。
数日前のニュースに、日本のスーパーコンピュータが再び首位を奪還、
すなわちナンバー1になったという話題があり、さらに
「これからは
ナンバー1ではなくオンリー1を」
という内容のコメントがなされていたと思います。
しかし、まず、
オンリー1であるということは、
それは
同時にナンバー1であるということを指します。
競うものがいない、誰も相手にできない領域に達しているのですから、
1位/1人でナンバー1なのです。
さらにもう一つ。
このスーパーコンピュータを開発したグループは
なぜナンバー1になりえたのでしょうか。
それは幾多のオンリー1を持っていたからです。
他と同じ事(オンリー1ではないこと)をしていては、
どうやったところでナンバー1にはなれません。
せいぜい今までのナンバー1に追いつくことが限界です。
他とは違う、独自の考え方、技術、資源、
その他もろもろのオンリー1たる条件が揃ったことで
彼らはナンバー1の称号を勝ち取ることに成功したのです。
グループの中に天才が1人いれば
それは間違いなくオンリー1となりえる要素であり、
人をたくさん集めて人海戦術ができることも、
それだけの人を集められるという独特の(オンリー1の)強み、
物量の多さ、失敗を吸収できるだけの金銭的な余裕も
時にはオンリー1の要素となるでしょう。
さらに優れたリーダーがいれば、
それだけの組織をまとめあげる彼の資質はオンリー1であり、
そして彼に引っ張られた組織が生み出す成果は
オンリー1たる産物となって表れてきます。
こういった、他にはできないことを積み重ねることで、
初めてナンバー1の称号を得られるのです。
ナンバー1を目指すにさしあたって、
オンリー1を目指すことは必要条件。
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なるほどー。
次の1コラムも楽しみだなー。
コメントありがとうございます
真似だけでは絶対に超えられませんが、
成功した例から何が要因となっているかを分析し、
既にベストと思われる部分は真似をした上で、
独自の部分をいくつか持つことでもナンバー1になることはできます。
もちろん成功例を鵜呑みにせず
それが本当にベストなのか?という検証は必要ですが。
次の「1」のコラム、言いたいことは決まっていて、既に執筆中なのですが
最後のまとめがうまくできていない状態です。
もうしばらくお待ちください。
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